<基本的な車両、制御方式等をご紹介させていただきます。>


新交通ゆりかもめ臨海線:7000系
 開業当時に走行していた車両は、臨海線「7000系」でした。もちろん今でも現役です。
この車両は、サイリスタ位相制御という、交流電化区間を走行する電車の制御方式を搭載しています。少し前までの電車といえば、タップ制御などが主な制御方式でしたね。
内部は、初期の車両がオールクロスシートで、7000系ステンレス車最終製造編成と7200系ステンレス車の全般はセミクロスシートになっています。

 その次に、臨海線では平成11年より、仕様変更した7200系が導入されるようになりました。(比較的音が静かになりました。)
この車両で、CI(コンバータ-インバータ)制御−VVVF制御方式の装置が搭載されました。
このVVVF制御ってのは、インバータによって直流→交流にし,加速力と速度に応じて、電圧・周波数を変化させて、モーターを動かす仕組みです。
7000系は車番編成1〜18番で19・20は欠番(なし)、7200系は車番編成21〜26番でしたが、2005年7月1日より27・28編成の新型車両が走行されています。シートやつり革が変更されました。
現在、ゆりかもめでは、7000系と共通で運用されています。24〜26編成車は、虹のデザインが適用されました。7000系最終製造車と7200系の見た目は同じです。

系列7000系7000系(最終車18編成まで)
7200系(21編成から)
7200系7200系
編成01〜1516〜2324〜2627〜28
次車1・2次車3・4次車5次車6次車
製造三菱製2レベル三菱製2レベル三菱製2レベル三菱製2レベル
制御サイリスタ位相制御サイリスタ位相制御
VVVF制御(21編成から)
VVVF制御VVVF制御