< ちょっと時間を割いて、ゆりかもめを知ってみませんか? >


高架式レールを走る「ゆりかもめ」。
 「ゆりかもめ」は、正式には「東京臨海新交通臨海線」といい、平成7年11月1日に全自動運転の新交通システムとして開通し、お台場の足として定着しました。
起点‐新橋駅からお台場を回り、終点‐豊洲駅までの全長14.7kmです。2006年3月までは12駅でしたが、有明テニスの森駅・市場前駅・新豊洲駅・豊洲駅 の4駅が延伸されました。

 しかしこんな「ゆりかもめ」でも、開業当時の乗客数は予測値よりも遥かに少なかったと言われます。そんな中、国際展示場・東京ビックサイトなどの大型施設が臨海副都心に開業し、これらがゆりかもめ利用者の大幅増加に繋がってその後の台場地区への「フジテレビ」移転・ソニーによるMediage(メディアージュ)のオープンなどにより、ますます旅客数が順調に伸び、
今では、1日平均10万人もの乗客の足となって、通勤・行楽に大活躍しています。

さて、乗客状況ですが、お台場地区(特に休日)は、ほぼ満員です。
更には、東京ビッグサイトでのイベントがある時には、いつも大混雑が見受けられます。
そんなときは、新木場〜お台場地区〜大崎まで運行している「りんかい線」を利用するのも手だと思います。埼玉・川越方面までの直通電車も運行されており、利便性が高いです。

家族やデートで、お台場を楽しみたいのなら、一日乗車券を買っておくことをオススメします。
一日何度でも乗り降りできるので、フジテレビにメディアージュ、船の科学館、水上バスに乗ってみるのもイイし、汐留で降りてみることもできますね。

それから、先頭車両にある先頭座席が展望にとっては最高の特等席になっています。
普段は子どもさんが乗っていることが多いですが、ほとんどの人は台場地区で下車するので、人がいなくなる有明なんかはオジサンも座ってることがあります。
そのために、新橋・豊洲から乗車する価値はあります。
素晴らしい爽快感ですので、是非一度体感してみて下さい。

ゆりかもめの公式ホームページでは、更に詳細な情報を得ることができます。